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日々、勉強の毎日

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日々、勉強の毎日

私は学生時代に精神保健福祉士という資格を取得し、まだまだ未熟者ですが、現職では社員のメンタル面などでのサポートを行うワークサポートチームへ配属されています。今回は学ぶことについて、私の気持ちを皆さんにお伝えしようと思います。

精神保健福祉士法の第41条の2項に以下のようにあります。

第41条の2 精神保健福祉士は、精神保健及び精神障害者の福祉を取り巻く環境の変化による業務の内容の変化に適応するため、相談援助に関する知識及び技能の向上に努めなければならない。

よく学生時代の指導者から、資格取得がゴールじゃない。スタートなんだ。と言われていました。福祉を取り巻く環境が変化するように、自分たち支援者も、知識をアップデートしなければなりません。
ただ、社会人経験3年目の自分のような、未熟な精神保健福祉士は知識のアップデートはもちろん、まずは経験を積んでいく必要があると考えます。もちろんこれは精神保健福祉士のみに限って言えることではありません。

社会福祉士や精神保健福祉士はソーシャルワーカーとも呼ばれており、社会などから除外されている方や、社会生活で困りごとがある、不安ごとがある方たちに国の制度などの説明をしてあげて、本人、家族、医療機関などの関係機関、社会環境などを巻き込んで、その人の生活を豊かにします。

ソーシャルワーカーは、人を支援するにあたって、話を聴いてあげる傾聴力、纏まらない考えを言葉にしてあげる要約力、的確な助言・指導ができる冷静な判断力など、例として何個か挙げましたが、これだけでなく、様々な力が求められてきます。もちろん、知識をアップデートすれば、これらの能力は向上するかもしれませんが、ソーシャルワーカーへの悩みは多種多様で、様々な事柄について受け止める柔軟性を持っていなければならないため、知識をどれだけ積んでも補えない部分があります。

補えない能力は、人を支援していきながら共に身についてくるものだと私は考えています。色々な課題を共に考えながら一緒に検討して、勉強しながら引き出しを増やして支援の幅を広げて、様々な解決策や手段を提供できるようになり・・・そうして、知識と経験のアップデートをしていくのだろうなと思っております。

そう考えると、少し語弊があるかもしれませんが、凄くやりがいのある仕事だと思います。
新人期間(いつまで新人なのか、定義は詳しくわかりませんが)に自分と関わる方には、申し訳ありません!まだまだ成長中です!と思いながら、心の中ではしっかり、どう支援したらいいかなど試行錯誤して先輩方や上司などからアドバイスをもらい、人としてもソーシャルワーカーとしても成長していきたいと思います。日々勉強あるのみと考えて、これからも仕事に精進していこうと思います。

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