障がいのある人と共に暮らし、自立した生活を支援するために、まず障がいのある人の雇用の現状を詳しく知りましょう。
「令和2年版障害者白書」によれば、日本の障がいのある人の総数(推計値)は約936万人で、これは人口の約7.4%に当たります。そのうち就労年齢にあたる人は、約324万人で障がい者の総数の約34%を占めます。一方、民間企業に雇用されている障がい者の数は障がい者全体の約5%と、大変少ないのが現状です。
総数 (注1) | 就労年齢(18~64歳)在宅者数 | 雇用者数 (注2) | |
身体障がい | 約436万人 | 約111万人 | 35.6万人 |
知的障がい | 約109万人 | 約41万人 | 13.4万人 |
精神障がい | 約419万人 | 324万人 | 8.8万人 |
合計 | 約936万人 | 324万人 | 57.8万人 |
(注1) 厚生労働省「生活のしづらさなどに関する調査」(2016年) 厚生労働省「患者調査」(2017年)
(注2) 厚生労働省「障害者雇用状況集計」(2020年)より 民間企業に雇用されている障害者数。
※四捨五入の関係で合計不一致箇所あり
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