すでに2013年度から従来の 「がん」、「脳卒中」、「急性心筋梗塞」、「糖尿病」の4大疾病に加えて 「精神疾患」を加えて「5大疾病」とされ、都道府県の医療計画に反映されており、2008年に厚労省により行われた患者調査では、精神疾患の患者数は約323万人という結果が出ています。この数は４大疾患中最多の糖尿病（約237万人）より多く、がん（約152万人）の2倍以上という数字です。年間2万人の自殺者の約9割が何らかの精神疾患にかかっていた可能性があるとの研究結果も出るほど、精神疾患は身近なものになっています。
精神疾患により医療機関にかかっている患者数は、近年大幅に増加しており、糖尿病や高血圧と同じで誰でもかかる可能性がある病気です。生涯を通じて5人に1人は精神疾患にかかるといわれています。
精神疾患の治療には大きく分けて2種類あり、薬などを使用し体に直接働きかける薬物治療と薬を使わず、話をしたり、話を聞いたりすることで治療する精神療法です。ここではそんな精神療法の代表的な治療法を紹介致します。
見学ツアーのお申し込み、講演依頼はこちら
