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喫煙によるメンタルへの影響

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喫煙によるメンタルへの影響

喫煙は精神疾患(不安障害やウツなど)に罹るリスクを高めることが、近年の調査や研究で明らかになっているそうです。煙草はストレス解消どころかストレスの原因となってしまいます。

煙草の身体面の悪影響は以前より多く指摘され、ご存知の通りと思います。がん、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や脳卒中などの循環器の病気や、慢性閉塞性肺疾患(COPD)結核などの呼吸器の病気、2型糖尿病、歯周病など。しかしメンタルへの影響はあまりご存知なかったのではないでしょうか。

健康経営の中でも喫煙・受動喫煙対策は必須となっており、当社は社内・敷地内共に全面禁煙となっています。当社の取り組みは「健康経営優良法人2023」に継続して認定され、社員の健康により積極的に関わっていく取り組みを進めています。

喫煙とは、ニコチン切れによる離脱症状(落ち込み、イライラ)を喫煙によって緩和するという負のスパイラルを繰り返しているだけだそうです。ニコチンを摂ると脳からドーパミンがでて一瞬の快楽があることにより、一時的にまた吸いたくなっているだけのようです。

私自身は禁煙歴25年です。ヘビースモーカーでしたが一気に0本にして禁煙は非常に簡単でした。最後の1本を吸ったシーンを今でも鮮明に憶えています。「アレンカーの禁煙セラピー」という本を読んだ後、本屋の駐車場の灰皿で、大好きだったマルボロメンソールライトを3分の1吸って「今までありがとう、やっぱりまずい」と言って最後のタバコの火を消しました。

その本の禁煙するポイントは下記3点です。

1.「体の依存」

体内のニコチンは約3日で抜けると言われています。禁断症状(ボーッとする、落ち着かない、イライラする、不安になる等)は非常に軽微といわれています。

※要は吸わなければ3日間で軽微な身体症状は終わるそうです。私もそうでした。

2.「心の依存」

誤った認識(禁断症状が凄い、ストレス解消、頭が冴える、気持ちが安定、禁煙は生きがい等)

※実際はすべて逆です。

3.「習慣の依存」

特定の習慣と喫煙が結びついていること(食後、入浴後、コーヒーや飲酒時等)

※ガムやお茶を飲む等で習慣を塗り替えればいいだけです。

要するに禁煙を難しくしているのは、身体の症状ではなく、心の奥底に根深く潜むタバコに対する思い込みだそうです。ご自身の健康管理の為にも禁煙をお勧めします。

参考文献:アレンカー・禁煙セラピー

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