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障がいと自己発信について

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障がいと自己発信について

私が働いている会社は社員のうち、障がいのある人が半数以上を占めています。私も障がいを持つ一人です。

21歳のときに「うつ病」と「PTSD」と診断されました。私が日頃から心掛けているのが自己発信をすること。「うつ病」も「PTSD」も目に見えない障がいの為、苦手なことや必要な配慮は自分から伝えて理解をしてもらう必要があります。しかし周囲からの理解を得るのはなかなか難しいと感じていました。

入社時に全社員の前で自分の障がいや配慮して欲しいことを話す時は、緊張で泣きそうだったのを今でもよく覚えています。仕事を始めた頃は苦手なことが変だと思われないか、どうやって伝えたら良いかなど沢山の不安と心配がありましたが、そんな不安や心配は少しずつ減ってきました。

実習を含めて三つのチームを経験しましたが、どこのチームも温かく受け入れてくれました。私はサイレンなどの急に鳴る大きな音が苦手で、電話が鳴ると緊張します。環境に慣れてから内線を取る練習をさせてくれたり、手順を理解出来るまで何度も説明をしてくれたりして頂きました。また、出来なかったことは何が上手くいっていないのかを一緒に考えてくれて、出来たことはたくさん褒めてくれる。そんな優しい人たちの中で少しずつではありますが出来ることが増えてきて、最近はケアワーカーの方から「体調が良いので安心している」と言われるようにもなってきました。

これからも様々な経験をして苦手なことだけでなく、自分が出来ることもたくさん発信していけたらと思います。

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