障がいのある人もない人も共に
働くための情報ポータル

  1. HOME
  2. トモニーブログ
  3. コラム
  4. 「マインドフルネス」について

トモニーブログ

「マインドフルネス」について

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「マインドフルネス」について
頭の中が様々な思考で一杯になり苦しくなることは有りませんか?私たちは時として頭の中で、不安や恐怖、変えられない過去、未来をあれこれと考えすぎてしまうことがあります。また、それらにとらわれていることすら、気づかないこともあるのではないでしょうか。そのため、日常生活の中で雑念や無駄で過度な自動思考にとらわれることで心が休まらず、うまくストレスに対応することができなくなってしまいます。

このような過剰な自動思考によるストレス過多を防ぐ方法として、「マインドフルネス」をご紹介致します。マインドフルネスは、今この瞬間に意識を集中させる心の在り方や、そのトレーニング法と言われおり、ジョン・カバットジン博士が体系化した概念です。

「今この瞬間」にただ集中すること、自分の身体や気持ちの状態に気づくことを目的にしています。気づくことで、思考にとらわれず全体を俯瞰的にみることができるようになります。

脳や心のデトックス効果があるといわれており、心身の総合的な健康にも良い影響を与えます。自律神経が整い、物事の受け止め方が前向きになり集中力も向上します。さらに、研究によると、脳内の扁桃体の働きが小さくなることや、学習や記憶をつかさどっている海馬の肥大、脳の幸福感を感じる部分が発達することが明らかになりました。

具体的には以下のような効果が期待されます。
1.ストレスの軽減:自分の感覚に意識を向けることで、ストレスを減らす。
2.集中力アップ:「今この瞬間」を意識する練習を繰り返すことで、
集中力が向上します。
3.睡眠の質の改善:心を落ち着かせ入眠しやすくなる。
4.免疫力の向上:ストレス軽減により免疫システムが上がる。
5.怒りの低減:イライラなどの感情に気づき、冷静に判断できるようになる。
6.うつ病の予防や治療:うつ病の予防や治療法としても注目されています。
7.自分自身と向き合い、自分に関わるすべての状況を受け入れやすくなる。
現在は、ネットや企業でもマインドフルネスが実践されており、世界的なアスリートも効果的に取り入れて科学的にも効果が実証されています。

マインドフルネスの実践法法を幾つかご紹介いたします。
・意識しながら呼吸を行い、お腹に意識を向ける。
(無理しないように休憩しつつ。呼吸が苦しければイメージだけでも OK です)
・耳を澄まして今に集中してみる。
・身体の一部分に集中する。
・自然を感じながら運動する等 。
雑念に気づき自動思考と分離され、俯瞰的な視点に変わると、雑念に振り回されていないバランスの良い状態 になります。生きていくためには人間社会のルールや計画を立てる(過去未来を考える事)も必要ですが、それが過剰になりすぎるとストレス過多になります。日常の習慣として「今この瞬間」に意識を集中することで、心身のバランスを改善することができるのです。筋トレと同じですので、効果がでるまで個人差がありますが、継続して実践していくことで身につきますので、無理のない範囲で始めてみてはいかがでしょうか。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

見学ツアー申込、講演依頼はこちらから

見学ツアーのお申し込み、講演依頼はこちら

Copyright © Mitsubishi Shoji & Sun. All rights Reserved.