ストレスについて

働くうえで心身の健康保持は欠かせません。人間は絶えず日常的に何かしらの、ストレスを受け続けています。ストレスの原因は環境の変化、人間関係、生活リズムの崩れ、病気、タバコ、騒音等様々なものがあります。

しかし、ストレスはすべてを解消しないといけないものではありません。例えばスポーツ、趣味、目標、良い人間関係、挑戦する時等、自己成長や生きる楽しみにつながるような良い意味でのストレスもあります。しかし、時には回避することが必要なストレスもあります。人によって症状は違いますが、次のイライラ、泣きたくなる、やる気がでない、倦怠感、不安感等の症状、また身体面では、眠れない、食欲がない、頭痛、肩こり、動悸、目眩、体重減少、胃痛、吐き気等の症状が続く場合はSOSの自己発信が必要です。

大切な事はまず、ストレスの事や自分自身の事を知ることです。それはどのような時にストレスがかかるのか、ストレスが溜まった時のサインは何か、その対処法を準備しておくことです。そして相談することも大切です。また、自分の考え方のクセを知ることでストレスが軽くなることもあります。例えば職場で１人だけランチに誘われず悲しい思いをしたら、忙しいから気を遣われていたかもしれないと、背景まで柔軟に考えるようにすると楽になることもあります。

身近で簡単にできるストレスの対処法を幾つかご紹介します。深呼吸、ストレッチ、散歩、ヨガ、机やデスクトップ（PC）の整理整頓、仕事の優先順位をつける、一人で沢山の仕事を抱え込まない、筋トレ、生活習慣のバランス（食事、睡眠等）を整える等様々です。

逆に避けたいストレス解消法は、喫煙、飲酒、過度な買い物、ギャンブル等です。それらの解消法は体調不良を招き、反省することがストレスになります。お酒は百薬の長と言われたりします。しかし、個人的に痛感することは、お酒は飲みやすいように味付け等の工夫をされた毒です。アセトアルデヒドという発癌性のある有害な物質が体を壊します。また、失うものとして健康以外にも、時間、お金、信用、冷静さ（価値観の押し付け合い、見栄の張り合い）、精神の安定等様々です。

ご自身の心身の健康管理の為にも、事前に自分にあったストレス対処法をできるだけ沢山考えておくことが大切です。