「障がいと趣味」

人生は何もしないで過ごすには、あまりにも長く感じます。
そこで人は趣味・娯楽を求めると思うのですが、今日は障がいのある人の趣味や娯楽について少し考えたいと思います。
ご存知の通り、趣味や娯楽といっても色々あります。
野球・テニス・ゴルフといったスポーツや、山登りやハイキング、釣りといったレクリエーションやレジャー…
アウトドアからインドアの趣味を考えると、囲碁将棋を筆頭としたテーブルゲームや映画、音楽、絵画…
例をあげるとキリがありません。
僕は耳が悪く体も悪いのですが、遊ぶ事は大好きです。
子供の頃は比較的元気で、野山を駆け巡り虫を捕まえたり、キン消しを集めたり漫画を読んだり、ファミコンでテレビゲームをしたりしました。
体が悪くなってきてからは、家の中での趣味が増えたように思います。
例えば、字幕つきの映画、プラモデルやソーシャルゲームです。
他の障がいのある方はどうなのでしょうか。
以前、テレビで見たことがありますが、弱視の方でも拡大鏡を使って目を近づけてテレビゲームをしていました。
聞いた話ですが、足でゲームのコントローラーを操作して楽しんでいる方も居るそうです。
四肢に障がいがあっても、ボウリングではボールを投げる補助器具を使えば投げる事ができます。
ボッチャという障がいがあっても出来る、戦略性が高いゲームも存在します。
車椅子バスケットボールといった、なかなか激しいスポーツもあります。
僕は昔、卓球バレーに参加した事があります。
卓球バレーとは、6対6で卓球台を囲み木の板を使い、バレーのように競う競技です。
沢山の人でテーブルを囲み楽しかった記憶があります。
オセロが強い車椅子ユーザーの方と対戦した時は5分で負けました。
ここまで書いていて何が言いたいか、ですが
障がいの有無に関係なく、人には娯楽や趣味が必要であると僕は思います。
もし必要がなければ、このような趣味や娯楽は存在しないはずです。
単なる時間つぶしではありません。
障がいのある方達の趣味に触れる機会があったら興味を持ってみて下さい。
きっと何か得るものが有ると思います。
自分を含め、これからの人生を有意義で豊かなに過ごしてゆくことが出来ればと思う今日このごろです。